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2001年06月10日

●天神道を往く

梅雨時にしてはめずらしくさわやかな風が吹き渡る6月9日(土)、ついに念願の塩の道古道を歩いてきました。今回は比較的緩やかな道として知られる天神道コースを案内人の山田さんと私(kuni)とNarrow、東京の友人M夫妻の計5名で歩いてみました。

北小谷の道の駅からバスで約10分。天神道の入口に猫鼻石仏群があります。何百年もの昔から行き交う人々の安全を願って建てられた石仏や、行き倒れた牛馬を供養するための石仏などが、行儀よく1列に並んで静かに佇んでいます。平成7年の大災害の時にはすぐ下まで、濁流にえぐりとられたにもかかわらず、この石仏群は無事だったと案内人の山田さん。 昔の人の自然に対する知恵の深さに敬服。石仏の後ろに見えるのが鎮魂の大杉。樹齢は約400年位だそうだ。 眼下に流れる姫川をずっと見守り続けて来た大杉である。

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石仏群からしばらく行くと、ふきがたくさん生えている場所を発見。それを見たNarrowは、すっかり喜んでしまい、みんなでふき取りに興じる。こういうのも古道を歩く楽しみなんですよ、とは案内人の山田さん。 国道を横切って、土石流対策で作られた堰堤と平行した急な上り坂をしばらく歩く。みんなハアハアとはく息が荒くなる。堰堤を越えてまた、古道に戻る。ここからは比較的平坦な道ですよの言葉に皆ちょっと一安心。 杉小立の中、緩やかな勾配の道が続く。梅雨時とは思えないほどさわやかな風が吹き渡り、周りの緑とあいまってとてもすがすがしい気分に・・・。途中に休憩用の杉の丸太のベンチなども設置してあり、山田さんからいただいた糸魚川の飴をなめながら、子供の頃の昔話などに花が咲く。

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山野草
左上:みず
右:ひとりしづか
左:ゆきわりそう


 

三峰様の祠

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みつみね様のほこら。
萱で作った祠が三つ。中には秩父の三峰神社の御札が入っています。家内安全と火災に遭わないことを祈念して建てられているそうです。3年毎に地区の方達が建替えを行うとのこと。かつては各地区ごとに建てられていたそうだが、時代の流れとともに今はここだけになってしまった、とちょとさびしそうな山田さん。

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上の写真からもわかるとおり、2ヶ所蔦でしっかりと締めて固定されている。山田さんの子供の頃の話に耳を傾ける参加者。出発する時にいただいた、おやつを食べながらお茶を飲む。三峰様は小高いところにあるせいか、風とおしがとても良く、汗ばんだ体には少々冷たく感じられた。

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こちらは途中で採った山蕗で作った料理。蕗の香りがとてもgood。


 

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出発前に道の駅でいただいた、クッキー&かりんとうと記念品のバッジ。
このクッキー&かりんとう、見かけはごく普通のおみやげ品という感じだが、何と舞タケが練りこんである。口に入れると舞タケのいい香りがした。

今回は、塩の道の中でも比較的ゆるやかでファミリー向きと言われている天神道を歩いてみました。忘れかけていた昔なつかしい人々が、道を曲がった向こうからひょっこりと顔を出して、やあ久ぶりだね?とひやけした顔が微笑みかけてくるような、そんなやさしいホッとする気持ちにさせてくれる道でした。最後に道の駅の温泉で汗を流して帰ってきました(温泉の割引券がお土産の中に入っていました)。楽しい話を聞かせていただいた案内人の山田さん、バスで送迎していただいた道の駅の駅長さん本当にありがとうございました。

歴史ある古道、千国街道「塩の道」を是非歩いて見たいという方は、以下のところに申し込んでください。
(注:本記事は、2001年6月現在のものであり、現在も同じ企画をやっているかどうかは不明です。)
実施時期:5月下旬?7月中旬、9月下旬?11月中旬
催行人員:3?15名
参加料金:3,000円 昼食(道の駅小谷特製弁当) おやつ、参加記念品付
集合場所:道の駅小谷
マイクロバスで各コース起点・終点へ送迎

申し込み・問い合わせ先
有限会社 道の駅おたり
TEL 0261-71-6000